ふらっとホームにて

今日は、広島の介護仲間の所へ、お見舞いに出掛
けた。

10年近く前に、私が介護の世界に入ったばかりの
時に出会った方で、介護の大先輩！

まだ50代だが、2年半前から病に侵され闘病生活を
されている。

夢が沢山ある方で、よく勉強もされていて私がNPO
法人の二つ目を手懸ける時にも、色々アドバイスを
して下さった。

病気になられてからも、楽しい夢のことばかりを語ら
れ、辛い、しんどいという言葉を聞いたことがない。

玄米菜食の生活をされていたので、のほほんでマク
ロビのケーキと、玄米ランチが食べたい！と言われ
ていたのを思い出し、今日は私の元気を少しでもあ
げることができればと思い、マクロビのケーキを持っ
て出掛けた。

でも、かなりしんどい状況なのに、自分の事より相手
を思い遣って下さる姿に頭が下がった。

グループホームやデイサービス、ホームヘルパーの
事業所をやっておられるが、広島市内の超、街の中
心に誰でもがフラッと来れる楽しい空間を作りたいと、
一軒家を借りられ、「ふらっとホーム」というネーミング
で素敵な空間を作っておられた。

日中はいつも、そこで色んな人の声を聞きながら、の
んびりと暮らされているそうだ。

病気は懼れたりせず、きちんと向き合いながら、いい
お付き合いをするのが一番！と、話されていたのが印
象的だった。

ふらっとホームで、私も少しのんびりされてもらい、帰り
はわざわざこだまに乗り、ゆっくりと読書を楽しんだ。

こだまは福山まではかなり時間がかかるし、沢山の人
が乗られないので、動く自分の部屋のようなのだ～