視点を変えて見る

家で高齢者（それもかなりの高齢者）と暮らす
ということは、神経の休まる暇がないので、ホッ
と一息入れる時間を上手く取れるかで、介護の
大変さが大きく違ってくるような気がする。

仕事で高齢者の方とは関わってきたが、その時
は目の前の人の為にと、一生懸命頑張ってきた
つもりだが、一緒に暮らしてみて初めて分かる大
変さを今しみじみ味わいながら、視点を変えて見
ることの大切さを勉強させてもらっている。

今日、新聞を見ていたら「中古ビルを介護施設
に」という記事が目にとまった。
建設会社が中古のアパートやビルを介護施設
に改修するコンバージョン事業の展開を本格化
するという内容だった。

「オーナー側の賃料収入の安定につながり、介
護施設側も低コストで施設を確保できるいう利
点がある」と書いてあるが、住む人にとってはど
うなんどろう？という疑問が残った。

床面のバリアフリー化や手すりの設置のほか、
風呂などの水回りを高齢者向けに改修するとあ
るが、高齢者だからバリアフリーがいいという発
想だけで捉えるのではなく、色々な視点をもち、
住まいというハード面も大切に考えて欲しいなぁ
と思った記事だった。

本通りの近くにイタリアンのお店があるのは知っ
ていたが入ったことがなかったので、久しぶりに
訪ねて来て下さったＴさんと行ってみた。

入りにくい感じだったが、中は結構たくさんの人
で賑わっていて、なかなか良い雰囲気だった。